バイデン大統領が予告なしのキーウ訪問を決行したが、それをけん制するためのロシアのICBM発射実験は失敗、北も弾道ミサイルを発射してけん制する。ウクライナはロシアの無法なミサイル攻撃でインフラ、国民に甚大な損害を与えれている一方で、米露は何をやっているのか。
米国のバイデン大統領は予告なしのキーウ訪問で欧米諸国の結束の強化を狙った。ゼレンスキー大統領夫妻と並んだ映像が世界に発信された。ところが新聞ではあらかじめロシアに予告されていたという。ロシアは受け取ったというだけでコメントを発していなかったが、「身の安全を確保しての訪問」よ揶揄する。
一方、ロシアは実戦配備が近いとされているICBM弾道ミサイル「サルマート」の発射実験をしたが失敗だったらしい。10個の弾頭を搭載できるというから迎撃は難しいらしい。しかしこの実験もあらかじめ米国に予告されていたというのだ。
米露は互いに予告しながら関係悪化の拡大を防止しているようだ。特にバイデン大統領はプーチンを刺激したくないのだ。
しかしそんなことは関係なしに実験を繰り返すのが北朝鮮だ。今までは「ロフテッド軌道」で遠方に届かない打ち上げをしていたが、米国の出方によっては「通常軌道」での打ち上げも検討すると言う。そうなると日本上空を通過しての米国本土に達するコースだ。
日本が議長国を務める国連安保理での批判決議は反対もあり成功しなかった。プーチン、金主席と難しいTOPを相手の外交となると誰が首に鈴をつけるかだが、今中国が「和平案」をウクライナに示しているという。その内容はわからない。
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