新たな政策を打ち出せば国民、メデイアはよくやっていると評価するが、反対ばかりしていると「対案」を出せ、「何がやりたいのか」と批判される。国民が野党の批判に反応すると、自民政権は政策に取り込み野党の存在感がなくなる。
安倍氏亡きあとも安倍流政策提言を繰り返す(?)岸田政権、最大派閥の安倍派の後継者が決まらない。だから好き勝手なことを言って政策を引っ張っていく姿に日本の政治を託すことができるのか。
それなりの政策にはそれなりの理由があるが、根本的問題を置き去りにする先送り政策に希望はない。後世に厳しい負担と選択を残す政治はもう限界ではないか。
10年続く自民党政権より、3年で挫折した旧民主党政権の方が逆に成果が認められるものもある。安倍さんが「あの悪夢のような民主党政権」と批判していたが、今は「あの悪夢のような安倍自民党政権」の方がピッタリではないか。
民主党政権時、野田総理が「前へ進めるか、後退するか」をキャッチフレーズ」に総選挙に打って出たが、安倍自民党に敗北、下野した。
いろんな意味に取れるが「新しい政策をどんどん推し進めても根本的問題が残されたままではだめだ。改善が必要だがどうするか」と問うたはずだ。改革が必要なのだが国民が選んだのは改革ではなかった。
今から考えると安倍自民党政権はそれなりのレガシーはあっただろうが人気取りばかりに腐心し、後退の面が強かったのではないか。面倒な問題は先送り、置き去りにされかつ民主政治崩壊の8年だった。
これからは政策の整合性、門田尾解決に向けて前進すべきではないか。いみじくも国民民主は「対決より解決」を掲げた。自公政権寄りの政策本位ではなく、問題を先送りするのではなく、積極的に解決していこうとしているのか。
自民党と政策本位で戦えば飲み込まれ存在感が薄れる。ここは野党連立政権でないとダネだが、世論調査の政党支持では野党が束になって掛かっても10%にも達しない。無党派層を飲み込んだ政党支持率を上げるべきだ。そのためには若者が不安に思っている政策に根本的に改善策に取り組むべきではないか。
自民党は高齢化で支持率を落としていくのかと思っていたら若者は「安定志向」で自民支持も多いという。野党も国民に安定性を示すべきなのだ。
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2023.2.2掲載
立憲民主の「失われた10年政策検証」pt:旧民主党議員はもっと自信を持て yamotojapan.blogspot.com/2023/02/10pt.html
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