岸田総理の側近の秘書連中、任命した閣僚に国政を預かる生きがいがあるのか。相次いだ閣僚の辞任、今度は政策秘書官連中の不規則発言でどうなっているのか首をかしげるばかっりだ。ニュージーランドの女性首相が「正当な職務を行うだけの余力がない」と辞意を表明したというが、岸田総理はどうなのか。
いつも岸田総理のそばを歩き、予算委員会では資料を提出したり説明し、広報、演説、国会答弁を作成している荒井首相秘書官が同性婚への差別発言が問題になり、岸田総理は言語道断といい即更迭した。政権内で推進する政策に不統一があるとしたら、何をかいわんやだ。
先の岸田総理の欧米外遊で専用機への乗り降りの際に後ろについていた木原総理秘書官(?)も総理の記者会見で足を組んでいたとか、ポケットに手を入れていたとか横柄な態度が批判されている。
任命した閣僚の辞任も相次いだ。旧統一教会問題で山際さん、法相だった葉梨さん、政治とカネの寺田さん、秋葉さんもいた。「本人の説明責任」で野毛陽とした岸田さんだが無理だった。
なんの準備もなく小泉総理から政権を受けついだ第1次安倍政権のお友達内閣と似ていないか。確か1年で政権はつぶれたはずだ。
不祥事の続く閣僚、秘書官連中に日本を任せることができるのか。身内でも問題が起きている。岸田総理は長男を政務秘書官に登用したが、政権内の情報が流れたとか、先の訪欧で公用車を使って土産の買い物や観光をしたと国会で追及されている。岸田総理は後継者として育てるつもりだったのだろうが汚点となったし、松野官房長官の秘書官も飲酒運転で捕まった。
政策でも財源確保などの対策あとまわしでどうなるのか。
少子化対策に取りくむ意欲はわかる。異次元の少子化対策とか次元の異なる少子化対策と言っているが、「異次元」とつけば異次元の金融政策が頭をよぎるが、子育て手当で予野党が紛糾している。
リベラルと思っていた岸田総理だが、思い切って防衛政策の大転換にかじきりした。保守だったのだ。国民が平等に国防の責任を負うと増税が言われている。専守攻防でありながら攻撃能力を持つという。
格差是正で「分配」政策を掲げたのはよかったが、すぐに「「成長の果実を分配」と言い直した。物価上昇に勝る賃上げを要求していっるが、企業の決算を見ると業績は悪化している。賃上げどころではないというのだ。中小企業は7割がNOというらしい。
国会での予算審議を見ていると、与野党攻防も迫力に欠く。政策はあっても対策が遅れているのだ。
今、岸田さんが力を入れているのがG7広島サミットだ。G7参加国でウクライナを訪問していないのは岸田さんだけだ。後100日しかない。本当に行けるのか。このままだと「ロシアのウクライナ問題」が主要テーマになってもどんな発言をするのか。
岸田政権に「正当な職務を遂行する余力」があるのか。自民党内の派閥力学も他の派閥に後継者が見つからないので岸田さんで様子見か。
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