学会で「30年以内に発生確率80%」がもめているという。80%の計算モデルを作った島崎東大名誉教授が「計算モデルは間違いの可能性がある」と講演し、話題になっているのだ。
「30年以内80%」は時間予測モデルで計算された。高知県の室津港で地震発生時とその後の港の隆起、沈降の観測値から時間予測モデルではじかれた確率だが、数年前に古文書から人工的に掘り下げられた事実がわかり80%に疑問が出てきたのだ。
時間予測モデルは南海トラフ地震で採用されているが、他の地震の予測は「単純平均モデル」だ。これで予測すると確率は20%程度になる。
いつ起きても不思議ではない 状況を避けることができるか。
東大地震研究所の瀬崎先生は、過去の南海トラフ地震を発生メカニズムごとに分類し、次に起きる南海トラフ地震を200年先と考察した。
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