50年ほど前に群馬で20m×10mの土地を購入し半分を2階建て住居、半分を庭に使用し芝生と植木を植えた。 家族構成からすると、4LDKになるか。太い柱を9本通し柱にした。玄関は吹き抜けだ。今から考えると贅沢だ。
子どもが独り立ちし、人数も減った。年を取ると階段の上がり降りが苦痛になる。ベランダは2階にあるが布団干しや洗濯物の乾かしがしんどくなる。
兎に角、メンテナンスが大変だ。塗装は足場が必要になり職人に依頼すると20万円ほどかかる。庭木も高木がある。
しかしメンテ費用を節約するために足場なしでの塗装作業、梯子を使った植木の剪伐を自分でやる。庭の草取りもやっていたが今は除草剤を撒いて処理する。
だからメンテ費用は塗料と除草剤だけだ。相当の節約になる。
処で朝日新聞(2025.5.27)「ちょうどいい平屋 人気」新築の17%、10年で倍増」という記事が目に留まった。
郊外で広い土地に平屋建ての家屋をつくるというのだ。年を取ると家族数が減る。階段はしんどい。だから減築も人気があるらしい。どうやって2階建てを平屋に改造するのか分からないが、平屋建てならメンテはほとんど自分でできる。これは大きい節約になる。職人に依頼すると高額だ。
一方、東京に住んで住宅を見ると問題も大きい。
道路面から玄関まで1~1.5mある。駐車場の関係か。今皆若いが年を取ると玄関先に行くにも大変だ。ある住宅を見るとリフトがついている。聞くと高齢者がいたので区の補助金も使い設置したが必要なくなったという。撤去するにも費用が掛かると家主はぼやいていた。
20m2の規模での3階建てが多い。自分でメンテは難しいだろう。隣との距離も狭い。大きな一戸建ての家屋を潰し20m2規模の住居を3~4棟建てて売る。
以前は住環境も良かった地域も住環境委が悪くなっている。木蜜住宅地域になっている。
知人の古い家屋で、「震災時、井戸水提供できます」という表示もなくなった。首都直下地震でも発生するとどうなるのかと心配になる。
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