2回目の日米関税交渉を赤沢さん、石破総理の発言から推測すると、お互いに問題点を主張しただけで特に進展はなかった思う。しかしトランプ関税で双方が問題点を主張し確認し合っただけでも成果はあったか。
世界が日本と米国の合意形成を注目している。石破総理も「世界モデル」を言い出したはずだ。事を急げば失敗する。日米同盟に政権基盤を置いている日本だから米国勇利の結果に終わったと世界が評価すれば、脱米国の枠組みが来るって来る。
新聞報道によると赤沢さんは、「非常に突っ込んだ話ができた。両国間の貿易拡大、非関税障壁、経済安全保障で協力について具体的な議論を進めることができた」と言う。5月から事務レベルで協議し、6月にも首脳間合意にもっていけたらと言う。
しかし交渉のやり方は現時点では決まっていないらしい。石破総理も言うように、「建設的な議論はできたが、一致点は見いだせていない」のが現状のようだ。
これから各国とディール重ね、トランプさんの発言で市場が大きく動き、米国経済に大きな影響が出てくると、政策も変更される。
急いで合意点を見つけるより「トランプ関税の見直し」と日本の立場を繰り返し主張し合うのがいいのではないか。赤沢さんはこれと言った権限を持っていないのが逆に強みだ。「持ち返って検討」が一番いい。
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