2025年5月12日月曜日

トランプもプーチンも似た者同士?:時代をさかのぼり「自国第一」で世界を振り回す

トランプ大統領もプーチン大統領も時代をさかのぼり「自国第一」で世界を振り回す似た者同士ではないのか。トランプ大統領は第2次世界大戦前のアメリカの立場を重視し、「自国第一」の関税政策で「これから黄金時代が始まる」という。

100年前の世界経済情勢からアメリカが世界での立場を強化する政策を打ち出したのが関税なのか。

何を言う。アメリカはグローバリゼーションで世界にアメリカ流の経営を押し付け、莫大な利益を出したが、気が付けば国内製造業は疲弊し、IT産業で儲けを出している国内経済だ。ITで大儲けしていることは棚に上げた大統領選で公約した製造業の復活、雇用の創出、さらには関税収入から所得税の減税を目指すという。

製造業の力、労働者の質は大丈夫なのか。

一方、プーチン大統領はウクライナ、ゼレンスキー大統領をネオナチと称し、侵略から国民を守るという。ゼレンスキー政権は選挙でえらばれていないとも指摘している。

「ウクライナへの侵攻」を機会あるごとに正当化し、停戦よりも戦争継続を狙っているようだ。

しかし、アメリカの仲裁を受けてのことかどうかわからないが、「前提条件なしの交渉」を 提案し、ゼレンスキー大統領は「トルコで待つ」という。

プーチンは何故、譲歩するのか。

ロシア財政を支える重油は1バーレル55まで下落し、財政基準の60ドルを切った。さらにドイツなどはパイプで供給を受けていた天然ガス類の使用露湯を落とすという。

欧州主要国、米国は停戦交渉を拒否すればさらに経済制裁を強めるという。米国も同様だ。

トランプ、プーチン両大統領は、自己都合を主張するのではなく、大国としてのプライドを持つべきだ。

0 件のコメント: