米国流のグローバリゼーションで気が付けば米国の製造業は疲弊、企業に依存していた街はラストベルト、失業で我慢し政治から見放されていた国民が生産施設の国内回帰、雇用創出を掲げたトランプを再選した。
ミラン論文による「高いドル」「不公平な貿易」回避でアメリカ第一を目指すべく貿易赤字解消に高関税のかけないになった。対中国貿易赤字が主だったが同盟国、友好国まで関税をかけ、世界経済は混乱になった。
当然に米国にも影響が跳ね返り「トリプル安」に驚いたトランプは、高関税の一時停止、ディールによる2国間パッケージ合意を目指す。
一方、仲介役としてロシアのウクライナ侵攻停止を目指し提案した最終調停策が、ロシア寄りと批判され合意できない。ロシアはウクライナ攻撃を繰り返し、トランプは「停戦の意思がない」とプーチンを批判する。
一方で何故か、鉱物資源の協定を結ぶ。政治家よりもビジネスマンだ。軍事資金の見返りが欲しいらしい。
NATO. 日米同盟で加盟国に軍事費の増強を要求する。「米国は守る義務がある」というが、トランプはあらゆる場面で「安全の保障」はしない。
拠出金や役目に不満があってWHOなど世界機関から脱却する。米国からの資金がないために人員減や研究に支障が出てきた。
世界はアメリカを「世界の警察官」として期待していたが、その意思は全くない。自由、民主政治の旗手として期待していたが、同盟国、友好国との間のギクシャクに、脱米国の動きに中国が手を伸ばしてきた。
一方子pくないでの100日間の実績主張でも国民は黄金時代は遠のいたと思っているし、景気は悪くなって拡大しているという。GDPのマイナス0.3%減もバイデンの影響だという。
トランプにとってはあらゆる面で悪いのは相手なのだ。
こんな米国に何故、頼るのか。大きな市場、軍事力、核の傘、中国、ロシアと対峙する力を持っている。
しかし本音は「トランプ外のアメリカ」頼みではないのか。
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