2016年5月11日水曜日

舛添・東京都知事という男:不正追及で辞職させ、公民権停止へ

東京都知事の舛添さんという男、次から次へ不正が明らかになってきたが、追求を続け、辞職させ政治資金規正法違反で公民権停止させるべきではないか。こんな政治家(?)をのさばらしてはいけない。

都市外交の重要性を謳って2回の外遊で1億円を超す贅沢三昧、成果と言えば何とかという取引所でベルを鳴らしたとか、ブロードウェイを作る構想を発表したが、今の東京都に必要なことか。アメリカや欧州の麻惠をする必要があるのか。

余りにも贅沢な外遊は歴代知事からも批判を受けた。東京都知事として外国の要人にみっともないことは出来ないと言うことらしいが、有権者である都民の理解は得がたい。地方交付税を受けていない裕福な(?)東京都だから何をしても良いと考えたのなら大間違いだ。

次に出た、湯河原の別荘へ公用車を使った乱用が批判の的になった。年に48回と言うから毎週行っていたことになり、その費用は4000万円にもなるという。

最初、舛添さんは記者会見で笑みを浮かべて「ルール通りで問題ない」と国民の無知をあざ笑っていたようだが、批判噴出に態度を変えて「批判は真摯に受けとめ今後は止める」と弁解した。毎週東京を空けることも危機管理上問題があると批判されたからだろう。

公用車は動く知事室と言っていたが、神奈川県まで必要はないだろう。電話があれば何だって出来る。

東京の自宅は狭いフロしかなく、別荘の広いフロで療養する必要もあったと言ったが、そういうときは、都民は自宅のフロを自費で直すのではないか。

そして今度は、政治資金を使って家族で会食したり、温泉旅館に泊まっていることが明るみになった。名目は会議と言うことらしいが、その形跡はないようだ。絵画にも趣味があり政治資金で購入したらしいし、自費出版本を100冊も購入していたという。

政治資金規正法に詳しい専門家は、会議をやったのならメンバー、議事録を提出すべきだという。

都知事として豪勢な外遊をする一方で、私生活では政治資金を流用するせこいやり方に自称、トップリーダーとしての資格はない。

舛添さんは金曜日の定例会見で説明すると言うが、どういう説明になるのか。今、都庁の役人が雁首そろえて悪事の弁解案を考えているとしたら公私混同も甚だしい。

舛添さんという人間、自民党で厚生労働大臣をやったときは、評判の良い政治家だったと思う。役人の説明も理解が早かったらしい。

その後、自分に人気が出て来たと誤解したのか、自民党内での居場所がなくなると徒党組んで自民党を飛び出したかに見えたが数人が付いていくだけで挫折、既成政党と組んで代表におさまったが、余りにも不人気で選挙にも弱い。

ここでも借金の返済に政治資金を使ったようだが、説明がないままに議員を退いた。

そのうちに東京都知事選に出馬の動きが出たが、なかなか決まらない。要は自民党がどう出るかの問題だったようだ。一度自民党を離党し、除名されていたので自民党内でも反対が多かったようだ。

しかし、結局は自民党公認(?)になったが、自民党除名、復党(?)の説明のないままに、知名度だけでトップ当選してしまった。

自民党は、首都の知事は欲しかったので思い通りだったのだろうが、不可解な知事選だった。

知事について直ぐ、東京オリンピックでの費用負担で異議を唱え、組織委員会は責任者が責任を取れと正当論を打ったが、いつの間にか組織委員会ともよりを戻したようだ。森さん辺りから恫喝されたのではないか。

他人のことでは正論を吐くが、自分の不正疑惑では屁理屈を並べて言い訳をし、自浄能力などあった者ではない。


こんな政治家は葬り去るべきで、政治資金規正法で違反とし、公民権停止にすべきだ。

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