2016年5月14日土曜日

2020年東京オリンピック招致で飛び出した2億2000万円のワイロ疑惑

またまた、オリンピック関連で「黒い疑惑」が出て来た。この辺で東京オリンピックを辞退してオリンピックのあり方に一撃を加えた方が良いのではないか。

2020年東京オリンピック招致で招致委員会が22000万円をコンサルタント料として振り込んだというのだ。このニュースを聞いて「又か」と思った国民は多いはずだ。長野冬季オリンピックでも疑惑が出たが、証拠資料が破棄されたために詳細は分からず仕舞いになったはずだ。当時の関係者が説明を避け回った。

今回の2020年のオリンピックは3都市の競争だったが、東京が資金力、安全で群を抜いていて決まったと思っていたが、カネが動いていたのか。

JOCの会長など関係者は「契約に基づく対価で疑惑を持たれる支払いではない」というが、それは悪事を企てた関係者の考えであって国民はどう思うか。

更にはコンサルタント契約した相手が怪しげな人間だ。国際陸連の前会長の息子と関係があるシンガポールのコンサルタントという。

迂回ワイロの臭いもするが、問題ないというのであれば「契約書」を公開すべきだ。

契約書なしにこんな多額のカネは動かないだろう。電通が絡んでいるようだがエンブレム騒動と相まってろくな事をしない。

しかも、シンガポールのブラック・タイデイングスはその後閉鎖されたというではないか。何か国内ではやっている詐欺事件に似ているではないか。

ドーピングなどオリンピック関連では「黒い噂」が絶えない。その要因には長年君臨するオリンピック貴族の存在がある。国内だって同じ人間が長期間トップで君臨している。

スポーツ選手は純粋に参加しようとしているのだろうが、オリンピック幹部は腐りきっている。何をやってもオリンピックと言うからには批判されないとでも思っているのか。

リオ五輪は政変でおかしくなってきた。オリンピック候補都市の辞退が続いている。東京オリンピックもエンブレム、新国立競技場、次々に高額になっていく開催費用で国民はウンザリしているのではないか。

オリンピック誘致で国威の発祥や都市開発の促進、経済の成長を狙う目的もあるだろうが、今はその効果にも疑問符が付いてきた。

オリンピック後の経済なんて負債を背負って散々な目に遭うだけだ。


この辺で東京オリンピックを辞退して、オリンピックのあり方に一撃を加えたらどうか。

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