2016年5月17日火曜日

2020東京オリンピック招致ワイロ疑惑:「まずい」ので守秘義務で逃げるのか

17日の参院予算委員会で民進党の福山さんが2020東京オリンピック招致でのワイロ疑惑について「契約書など」の開示を要求したが、竹田招致委員会委員長は「守秘義務」を盾に拒否した。

悪事を企て、まずいと思って「守秘義務」があり相手方の同意が必要と言い出したのか。

福山さんの「契約書を見たか」の質問に竹田さんは「5月15日に見た」と応えた。

続けて「開示できないか」と問いただしたのだ。

新日本有限監査法人の監査を受けており、組織的な重要決定、契約書の存在、その支払い、成果物があるかで監査を受けたというが、新日本にも守秘義務適用はあったはずと言う。

国会の審議でもしっかりやっていれば良いが、いい加減なやり取りもある。今回も「コンサルの結果は受けていない」というように聞こえたが、更に突っ込んだ質疑はなかった。

そのうちに福山さんの質問時間はなくなり、次の質問者に替わった。質問者が替わると参考人も入れ替わる。参考人の竹田さんも「もういいのかな」という顔で退室していった。

折角、竹田さんが来ているのだから、もっとしっかり聞くべきではなかったのか。


今日の印象は、悪事を企てているので守秘義務を盾に逃げたとしかおもえない。「公共の福祉」の考え方からも、守秘義務を守る必要はないと思う。

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