2016年5月20日金曜日

三菱、スズキ燃費不正問題:何故、日産の指摘から、他メーカーは大丈夫か

何故か分からないが日産の指摘から始まった燃費不正問題は三菱自動車からスズキ自動車に飛び火し、これから更に疑惑が広がるのか不安視されている。自動車業界の環境対策は日本がトップを走っていると思っていたから驚きだ。

不正行為は実車ではなく、ルールに反して計算値ではじき出したらしい。ススキは実車で測定した結果、誤差の範囲内と言うことで今後も販売を続けるというが、三菱は深刻でグループの支援を受けられず不正の調査も終わらないままに日産が2350億円投資し傘下に入った。

ゴーン会長の電撃決定に業界は驚いただろう。三菱自動車の会長とゴーン会長は満面の笑みで握手しているではないか。

それにしても、何故日産からの指摘で始まったのか。

日産は軽自動車で三菱自動車と提携していることは知っていた。日産は何故、燃費の調査をしていたのか。

うがった見方をすると、日産もル-ルに反した燃費計算をしていたのではないか。三菱の軽自動車も調べたら燃費の不正が見つかった。

そこでこれ幸いとばかりに三菱に指摘し、不正をやっていたことがばれた。

想像だが、日産は自社も不正をやっていたが、三菱を矢面に出す事により日産は背後に隠れる戦術をとった可能性もある。

今まで日産は何故か自社は燃費不正をやっていないと否定していない。

ゴーン会長が三菱を傘下に収める決断をしたのも早かった。社内にあって燃費不正を三菱のせいにする方向なのだ。そうでもしなければどのぐらいの損害額が出るか分からない会社を傘下に収めるはずがない。

販売台数を900万台に上げられるメリットもある。

国土交通省は各社に燃費不正の調査報告を求めるとともに、国でも燃費測定をするらしい。

私もトヨタのクラウンに乗っている。燃費は確か10.5km/lと思ったが、運転席に出る燃費表示は9~14km/lと幅があったので実際にはどのくらいか測ってみた。

満タンにして約600kmを走り、満タンにしてガソリン量を出し、走行距離で割ってみると、14.5km/lと出た。運転のやり方で違うが燃費は悪くはないのだと確信した。

道路状況、運転の仕方で燃費は変わるので一概に良い悪いと判断することは難しい。


まだ何もコメントしていないトヨタ、日産、ホンダにも不正がないことを願うばかりだ。

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