2020年11月21日土曜日

対コロナの「新しい生活様式」:いいのか あらゆるシーンでマスク重視

 

マスクって昔は他人に移さないためにしていたが、今では他人から移されないための必需品になってしまった感じだ。一時は薬局、薬店の棚から姿を消したが今ではあふれている。価格も下がってきたようだが、日本製は相変わらず品不足、逆に中国製のマスクは投売り状態だ。儲けようと大量に仕入れていたらしい。 

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。東京は500人を2日連続で超えている。北海道をはじめ地方の都市もご他聞に漏れず過去最多を記録している。 

専門家はGOTOトラベル、GOTOイートの見直しを主張するが、経済再生に前のめりの政府は慎重、観光地を抱える県知事連中も見直しには口を濁す。政治家は自分では判断できず、専門家に「意見を聞いて」と逃げる。専門家に聞かなくても大変だということは誰だってわかる。 

感染状況も変わってきた。以前は20~30代が多く、夜の街・歓楽街が主だったが、今は全世代万遍で、職場、大学サークル、イベント、ツアー、病院、介護、家庭のクラスターが多発している。相変わらず会食は注意だ。政府や知事は「静かな会食」を言い出した。会話するときはマスクをし食べるときはマスクをはずす。マスクをつけたままモグモグするのだ。 

違和感があるが、子供のころは「食事中は静かに」と教えられたものだ。 

酒を飲むと気が大きくなり大声で話すようになる。飛沫が飛びまわりに撒き散らすのか。客は酒を飲みながら大騒ぎし楽しむので従業員は注意しずらいという。 

しかし、こんな中にも感染者が混じっているのか。「熱もない」「自覚症状がない」「体調は万全」と思っているし、「楽しみたい」一心で参加しているのだがクラスターが発生するのだ。

軽症者、無症状者が混じっているのか。こんな人が町中に散らばっていると確かに危険だ。どうやって区別するかというとPCR検査だが、誰かが感染し濃厚接触者として検査にかかると陽性が判明する。

こういう人は検査しない限り分からない。でも陽性者だって10日もすれば感染力が低下するという。陽性で入院しても10日経ち、体調がよければ検査せずに退院できるというではないか。 

そんな人から移されないためにもマスクは必要なのだ。「静かな会食」、人数は5人か、9人か、カラオケ禁止、マスクは必需品になってきたが、実際に悪いのは飲酒ではないのか。多人数で飲酒→大声で会話→感染の危険があるが検温や体調チェックをやっていないのか。それでも感染者が出るのか。 

歓楽街の飲食業でも入場者の検温、従業員は安全確保でPCR検査実施、それでも感染者、クラスターが発生することがある。うその申請をすればもちろんだめだが、飛沫感染はマスクで防げるが接触感染はマスクでは防げない。 

最近バスツアーで感染者が出た。大声でカラオケをやっていたという。政府は基本をしっかり守ればGOTOトラベルも見直しする必要はないというが、善人説ではないのだ。 

銀座のキャバレーでは「日本一安全」の確保で営業しているという。感染者を出したら銀座も終わりの覚悟だそうだ。店が安全を確保し、お客も基本を守れば感染者は出ないのだ。 

国民皆がそうだとは限らない。自己都合で行動するから最低でもマスクは必需品なのだ。 

今は東京も500人を超えた程度だが、検査数が8600件での結果だ。これが24000件、40000件になると陽性率5%で1200から2000人になる。 

東京に出張した町長や副町長が感染したという。まともなことをやっていれば感染することなど考えられない。危険なところに行ったのではないか。 

東京感染源が皆で汚名挽回すべきだ。

 

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