2020年11月28日土曜日

「尖閣問題」の後の祭り(1):王・外相の「最後っ屁」にやられた日本外交か

何のために来日したのか。中国の要求事項はすべて飲まされ、最大の懸念事項である「尖閣諸島周辺の違法侵犯」には最後に中国側の主張を「最後っ屁」され反論もできないままに王外相は離日した。日本側にしては「後の祭り」だ。

中国側の要請と言うことで王外相が来日、24日茂木外相と会談、25日には菅総理と会談した。日本側は「領海侵犯での自制」を求めたというが、王外相は「事実として日本漁船が釣魚島の敏感な水域に入る事態が発生、やむを得ず反応している」と言う意味の発言をしたと新聞は報じていた。

中国は尖閣諸島を中国の国土として主張しているのだ。日本もしっかり日本の国土と主張しているのか。2022年問題があるのだ。

最後の共同記者会見でも王外相は上記の主張を 繰り返した。それに対して日本はすぐに反論しまかったことが自民党の外交部会で問題になった。

政府は記者会見は一回だけの発言のルールがあり、後で中国側に反論したというが、その時は王外相は韓国に向け離日していた。

日本側が反論できない状況で「最後っ屁」を発したのだ。したたかすぎる中国の外交だ。それに引き換え、日本はアメリカ頼みの外交だ。バイデンさんになって日米関係はどうなるか注目だが、尖閣諸島に関しては先の電話会談で「日米安保5条の適用」を確約したというが、アメリカではまた別の見方もある。

バイデンさんもご子息への疑惑がある。中国から利権誘導を受けた疑いがあるのだ。中国は各国の要人に利権を与え何かに役立てようとしている。日本だって二階さんをはじめ親中派が根を張っているのだ。中国に厳しい態度はとれないのだ。

問題の習主席の国賓待遇としての訪日も「中止」を主張すべきだが、「日程調整に段階ではない」とお茶を濁す発言だ。

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