2021年8月2日月曜日

小さな記事の大きな課題(45):感染拡大で菅総理、小池都知事ともに五輪関与否定か

 国民の多くが感染者の爆発的拡大の要因に「五輪開催」が関与していると見ているし、海外のメデいアも「五輪開催で気のゆるみ」を指摘している。にもかかわらず菅総理は因果関係はないというし、小池知事も因果関係としての人流増加を否定する。

組織委員会の事務総長は、「想定内、地域医療に負担をかけずに中間点を折り返した」という。

彼らにしてみればオリンピック関連内での感染者数が問題であるのであって、オリンピック外での感染拡大は別問題なのだ。だからIOCの広報部長は「パラレルワールド」とコメントした。

オリンピック外での感染者は爆発的拡大で専門家は警戒している。

1日の首都圏の感染者は東京3058人、神奈川1258人、千葉767人、埼玉899人。いずれも過去最多だ。緊急事態宣言も拡大された。

どのようにして菅総理、小池知事はオリンピック開催を別問題として今の感染拡大をコントロールしようとしているのか。ワクチン接種は効果があるだろうが、それだけではだめで基本をしっかり守れと警告する。

菅総理、小池知事は「オリンピックはテレビで観戦を」が主張するが、オリンピック開催は直接の因果関係はないと言ったのではないか。

国民の民意とかけ離れたコメントは、リーダーとしての信頼を失っていないか。

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