2021年8月3日火曜日

菅政権の感染急増対策:打つ手なし、入院制限、自宅療養で病床ひっ迫回避か

 東京など首都圏で過去最多の感染者数を記録しているが、これといった打つ手がない。菅総理は「65歳以上の感染者が3%」でワクチン接種の効果が出ていると手前みその評価をしていたが、ワクチン担当の河野大臣が「ワクチンだけではだめ」と言い出した。

専門家は一様に今後爆発的感染拡大で医療機関はひっ迫すると警告してきた。そんなことぐらい素人でもわかる。

昨日、菅総理が新しい方針を示すというので注目していたが、何のことはない。医療機関ひっ迫の改善に「軽症者、中等症の一部を自宅療養にうつす」「ホテル療養も家庭内感染の危険がなければ自宅療養になる」というのだ。

何のことはない「国民の安全、健康」を犠牲にしての対策ではないか。

ただ、重症化の判断は難しいようだ。自治体や医師の判断だという。だから軽症者も入院できるのだ。

上級国民、国会議員、高級官僚、著名人、金持ちは逃れる道が開かれているのだ。写真週刊誌で○○議員が感染入院の記事が目立つかもしれない。

公正な運用を期待したいが、そんなことができる緊急事態ではない。

菅総理の「国民の健康、安全を守る」約束は失敗した。責任を取り引責辞任することが、爆発的感染拡大を改善する方法かもしれない。

0 件のコメント: