2024年6月9日日曜日

NATOはマクロンを中心にプーチンと戦え:バイデンは腰が引き、トランプになったら?

米国のウクライナ支援が停滞していたために折角勝ち取っていた前線でウクライナ軍が撤退したというが、復活でウクライナも盛り返せるか。戦いは何がきっかけで状況が違ってくるかわからない。

新聞報道によると、プーチンは国際経済フォーラムで欧米のロシア制裁にもかかわらず 経済発展に自信を見せたという。購買力平価での経済規模は日本を超えたという。

米国は、バイデン大統領はプーチンの機嫌を損なうと核使用の恐れや世界大戦への拡大を危惧し、腰が引けている。「もしトラ」になれば多国間協議より二国間協議優先だとどうなるかわからない。

やっぱり、NATOはフランスのマクロン大統領中心にプーチンと戦う必要があるのではないか。ただ、マクロン大統領も右派の台頭で政権も揺さぶられている。

マクロン大統領は過去に「NATOのウクライナ派兵」を訴えたが協調者はいなかった。今は、ウクライナ兵4500人の訓練のために教官を派遣するというし、ミラージュ戦闘機の供与も発言し積極的姿勢をみせている。

米国もウクライナ軍の国内訓練はやらないが確か、国外ではやっているのではないか。米国提供の兵器もロシア領への使用を認めていなかったが、最近認めたという。

ノルマンデイー上陸作戦を記念したフランス北西部のオーク岬での演説では「共に行動する時、米国の能力に勝るものはない。米国は先頭に立って自由、民主主義を守る」と強調したという。頼もしいことを言うが、今の米国の状況から考えて「大丈夫か」と問いたくならないか。

マクロン大統領も政権の不安はあるが、ここはNATOが一緒になってウクライナ派兵をするなり、今までと違った行動をしないと負け戦になる可能性がある。



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