2024年6月16日日曜日

今日の新聞を読んで(688):陰るG7,「国内第一」か、「多国間主義」か

 国際法順守せず、力による外交政策進める中国、ロシア、イラン、北に対し民主主義を守るG7先進国も何故か力が弱っている感じではないか。先進国内にも右派の台頭でグローバル化より、「国内第一」を掲げる政党が勢力を増強し、アメリカを中心とする先進国は従来の多国間外交も危うくなってきた。

万一米大統領選でトランプ氏が勝ち上がると外交も大きな転換点になるのではないか。

今の外交は先進国vs中国、ロシアの構図になり、互いに相手をけん制する動きだ。これでは世界平和を構築することは難しい。

どちらつかずに見える中国も台湾問題、過剰生産により他国の産業を脅かしている。ウクライナ侵攻で「ロシアを支援するな」というと、天然ガスなど非常に安価に輸入している。北が軍事支援を始めた。お返しに衛星の打ち上げ技術の提供もあり、軍事衛星に危機感が出てきた。

さらに先進国内でも右派の台頭で与党政権に不安を与える。英仏は議会選挙、米は大統領選、日本も総裁選が控え現政権の安定度は非常に低い。

次のG7では様子がガランと変わってくるかもしれない。

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