財務省前 テレビ局の中継車が並ぶ 2018.3.12 12時頃 |
森友学園への国有地格安払い下げでの文書書き換え問題で財務省は財務局がやったことと「白旗」を挙げたが、政治的責任での麻生財務相の辞任は否定した。安倍政権は生き残りを懸ける作戦だろう。
佐川前理財局長の強引な国会答弁に合わせて240箇所もの文書書き換えをしたと言う。「特例的」という表現は削除され、昭恵夫人や政治家の名前は大幅な削除もされていた。
佐川前理事長は、昨年の国会答弁で昭恵夫人や政治家の名前を知らないと言ったり個別の件には答えられないと答弁していた。
書き換えられたと言っても結果には変わりないので「問題はない」という考えもあるだろうが、行政で大切なことは「物事が決まったプロセス」だ。官僚は前例に従って仕事をするので今回のような特異な例では担当者は本省にお伺いを立てることになる。手続き、公正公明、「国民のため」が重要なのであって、官僚は「国民の公僕」として行政を遂行しなければならない。
今回も、「誰が」「何を守るため」文書書き換えというとんでもない事態を招いたのか。大阪地検特捜部の捜査を待ちたいが、国会が国民に変わって真実を追究することが出来なければ民主政治ではない。
12日は霞ヶ関、国会周辺は大変な事になるだろうと財務省、国会前、議員会館前、総理官邸前と廻ってきた。
昼前の財務省前は6社ほど報道機関の中継車が駐車していた。午後2時前に脚立とカメラを持った取材陣が財務省の中に入っていった。会見が近いのだろう。
国会前は昼間は閑散としていた。恐らく夕方から大勢が集まって集会をするのだろう。
何時も大勢の人で反対運動が盛り上がる国会前 今日は昼間で閑散としていた 夕方から集会か 2018.3.12 午後 |
何時も誰かが座り込んでいる議員会館前も今日は女性3人が辺野古移設反対の訴えをしていた。
首相官邸前は、森友、加計告発プロジェクトの団体が対話形式で「総辞職」「安倍ヤメロ」と訴えていた。
官邸前では森友加計疑惑告発プロイジェクトが集会 「総辞職」「安倍ヤメロ」の横断幕(左下) 2018.3.12午後 |
霞ヶ関、永田町の外は平穏だったが、財務省内、官邸内、国会内では会見や激しい追求が続いていたのだ。
行政への信頼を踏みにじる今回の安倍政権に鉄槌を!
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