2018年3月23日金曜日

佐川さん証人喚問(1):官邸筋からの指示があったことを国民は感じている


27日の佐川さんの証人喚問は政権にとっても難しい局面になるだろう。佐川さんがどう証言するか分からないが、「官邸からの指示があったのではないか」ということを国民は感じている。

その国民が抱いている疑惑に答えられない証言は政権をますます追い込むことになるからだ。

官庁の中の官庁と言われる財務省とはいえ、一局長が自分たちが作成した公文書の改ざんを指示するなど考えられないことだ。佐川さんにとって36年間奉仕した職場を裏切ることになる。

恐らく官邸筋からの指示があっての行為だったのだ。

佐川さんは自分が職員に改ざん指示したことであれば「刑事訴追の恐れ」があり証言拒否は当然だ。

しかし、「誰からか指示されたか」という質問には証言拒否は出来ないのではないか。なぜなら自分に責任はないからだ。「官邸筋からの指示があった」と証言すれば安倍政権は吹っ飛ぶことになる。総辞職しか道はない。

一方、証言拒否するのであれば安倍政権を守るためだろう。国民を裏切ることになるので内閣支持率はさらに下落、安倍政権は持たないだろう。自民党の支持率が落ちていない事から考えると自民党内で総理のたらい回しをする事になるだろう。

27日の佐川さんの証人喚問は「国民目線かどうか」が問われている。

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