2018年3月14日水曜日

森友問題(6):本当に全ての責任が佐川さんにあると思うか


近畿財務局の文書改ざん問題で麻生財務大臣は「当時の理財局長の佐川の責任」と断定しているが本当にそうと思うか。質の低い安倍政権を守るためにエリート中のエリートである東大出身の財務官僚が、自ら所属する組織の存在を危うくするようなことを一局長の判断で出来るか。

誰だって事務次官はどうなんだ、麻生大臣はどうなんだと思うのが当然だ。今回は不思議なことに事務次官の姿が見えない。影が薄すぎる。

又、佐川さんが組織を売ってまで得られるメリットとは何なんだ。国税庁長官のイス?そして甘い汁の天下り?

いろんな含みを持ってもっと上層、政府筋からの働きがあったと考える方が自然ではないか。内閣人事局を操る官邸が動いたと考えるとストンと腑に落ちる。逆に佐川さんの独断と考えると無理筋となる。

国会周辺の集会も「佐川ヤメロ」「佐川、昭恵証人喚問」から「安倍ヤメロ」、「総辞職」と安倍政権打倒運動に変わってきた。

まだ、安倍総理は辞職するつもりはないが、内閣支持率が30%台まで落ちると決断せざるを得ないだろう。与党自民党が黙っていない。村上元行政庁長官は「全ては安倍さんがスタート」と全て悪事の根源は安倍さんにあると言い切った。


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