安倍総理に「猪突猛進」型政権運営から「しなやかな寛容と謙虚」な政権運営が出来るのか。昨年までの政権運理を見ると如何に亥の年とはいえイノシシの良い面が出せるのか、誰も信用しないだろう。
昨日のテレビ画面で安倍総理がイノシシは猪突猛進と言われているが実は障害物を左に、右にかわし、時にはUターンするしなやかな動物であると言い、これに因んで「今年はしなやかな寛容と謙虚な対応で政権運営する」と挨拶していた。
何のことかと思って自民党のHPから党内活動「安倍晋三総裁「平成からその後の時代へと国造りに挑むことが出来るのは自民党だけ」を読むとそういう内容の挨拶になっていた。7日の自民党新春仕事始めでの挨拶なのだ。
12年ごとの統一地方選、参院選は自民党に取っては鬼門で常に惨敗、政権交代の危険もあるのだ。
今年も自民党は負けることは決まっているが負け幅を小さくするために「何かをやると語り合える選挙」にしたいという。
昨年は野党の反対を振り切り、働き方改革、外国人労働者受け入れを強行採決、国会審議が進まないと見ると自ら憲法改正を推進するなど政権の強引な運営が目立つし、「モリカケ」問題は説明不足なのに十分に説明していると言い逃れ、内閣人事局設置で中央官庁の官僚を思うままに操り、民主政治を踏みにじる悪行は目に余るほどだった。
障害物があればよけるのではなく突破するのだ。Uターンなんてほとんどなかった。
昨年とは打って変わって、今年は「寛容と謙虚さ」で政権運営すると心を入れ替えるらしい。以前の自民党総理で「寛容と忍耐」を言った人がいる。
自民党一強独裁政権で「寛容と謙虚」など期待できない。
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