内閣府の月例経済報告で「緩やかに回復」としたが、この1月で景気拡大が6年2か月を超え「最長になる可能性がたかい」という。成長率も低く、実感にかける嫌いがあるが、安倍政権が選挙対策に急いで宣言したのではないか。
各種経済指標から過去との比較、増減で判断するのだろうが、正確には1年後の「景気動向指数」で判断されるという。その時は9つの指標を使うらしい。
確かに、「あの時・・・・だった」という報告がある。賃金、消費が停滞しているので国民にとっては実感がわかないし、アベノミクスの成果も感じないが政治的には景気は拡大しているのだ。
メデイアが作成している実質経済成長率も1.2%、0%は超えている。「最長の可能性が高い」とあいまいな表現をしている理由もわかる。
結局は選挙目当ての宣言だろう。米中貿易摩擦、英国のEU離脱、中国の成長減速で世界経済のリスクは増すばかり、国内経済も消費税増税、オリンピック需要もすで不況と言う見方もあり景気のいい話はない。
1年後に訂正してもすでに統一地方選、参院選は終わっている。後の祭りだ。
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