2019年1月25日金曜日

沖縄「県民投票」:選択肢「どちらでもない」で民意を明確にできるか

県民投票の選択肢に「どちらでもない」を加えることで民意が明確になるのか。普天間飛行場の辺野古への移設の賛否を問う県民投票で、不参加を決めていた5市が急転直下参加する意向を示した。「賛成」「反対」の2択に「どちらでもない」の3択にすることで動きが変わったのだ。

普天間飛行場を抱える市が「辺野古への移設」を「賛成」とは言いにくい。当然だろう。そこに「どちらでもない」という選択肢を加えると判断が楽になる。

ところが民意をはっきりさせることから考えると一歩後退と言うことになるのだろうが、これで全市で県民投票参加だから、意義はあるだろう。

沖縄県の別の市に基地を移すのでは自分たちはいいが移転策は困るだろう。

「どちらでもない」の選択肢は優柔不断に見えるが、今回は重要な選択肢になるのだ。とりあえず地方自治が確保できたことに意義は大きい。

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