2019年1月10日木曜日

どうなる日産ールノー:泥沼化すれば両社自滅の道か


日産、ルノーはどうなるのか。ゴーン容疑者の拘留理由開示が終わった後もゴーン容疑者の疑惑報道、日産の人事記事がメデイアに載る。泥沼化の様相だがこのままでは両社自滅の道しかないのではないか。

これほどの疑惑が出てきているのだからルノー本社もゴーン氏を解任し、素直に日本の裁判にゆだねるべきではないか。このままでは日産の業績も悪化し、それに大きく依存しているルノーの経営にも支障をきたすのではないか。

ルノーが判断できないのであれば大株主のマクロン政権が主導すべきではないか。

フランスやルノー、海外メデイアの批判はゴーン容疑者のやった疑惑ではなく、日本の司法制度に集まっている。今、日本の司法制度を批判してみても、「推定無罪」と言ってみても仕方ないのではないか。ここはもっと犯罪の眼をやり、今どうすればいいのか考えてみたらどうか。

確かに不振だった日産をここまで立て直した功績は大きいが、ゴーン容疑者にかかっている有価証券虚偽記載、自分の出した損失を一時的でも日産に付け替えた行為、さらには会社の私物化など特別背任は別件であり、同列に見るべきではない。

ゴーン容疑者、弁護人も指摘しているサウジの知人に16億円の支払いはゴーン側と特捜部で見方が違っているが当然だろう。特捜部がサウジの知人の会社の業務目的をしっかり調べればわかることだ。新聞報道ではゴーン容疑者に不利だ。

こういう時期でも日産が10日、電気自動車の新「ルーフ」の発売を発表した。本来ならゴーン前会長が付き添う記者発表だろうが今回は女性モデルが寄り添っていた。こっちの方が何やらすっきりする・

同時に日産は人事も発表している。

長くゴーン容疑者に引き立てられ経営に携わった志賀さんが6月で退任するという。そのほかに外人の人事担当役員もやめるらしい。メデイアは西川社長のゴーン対策人事だという。

西川さんだってゴーン容疑者に引き立てられて社長になり今回のゴーン容疑者の悪事に関しても取締役会で承認したり、契約書にサインしていたという。西川さんも最後は責任を取るべきだろう。

そのためにも、日本の財界、経産省は西川さんに代わりルノーも納得する社長選任を進めるべきではないか。

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