2019年1月21日月曜日

ゴーン被告の保釈請求の強気と弱気


第2回目のゴーン被告の保釈請求に対する裁判所の判断が下される前にゴーン被告が保釈に対するコメントを発表した。強気と弱気の入り混じった内容のようだ。

21日の午前中の情報番組が「今、入りましたニュース」とゴーン被告の保釈請求に対するコメントを発表したという。内容は裁判所のすべての条件をのみ、必ず出廷し自分の名誉を回復することを楽しみにしているという。「楽しみにしている」とは異なことを言う。負け惜しみか、見栄を張っているのか、それとも弁護人が「日本の専門家の間でも有罪に持っていくにはハードルが高い」と情報を流しているのか。

裁判所の条件は全部飲むとは弱気か。

日産、三菱ではCEOを解任された。日産では自分の側近で部下だった外人の要職者が解任された。本社ルノーも「推定無罪」の原則でCEO解任を先送りしていたが、今、経営トップの長期不在は経営上問題があるとしてゴーン被告の後任選びに動き出した。

外堀が埋まってきた感じだ。

裁判所の先の保釈請求却下の理由は「罪証隠滅と国外逃亡の恐れ」だった。日本の決められた住居に住むということは国外逃亡の恐れがなくなることか。今まで日本の住居は日産所有の住居だったが、今後はゴーン被告が自ら賃貸マンションなどを契約することか。

しかしゴーン被告の不法行為は海外の知人、家族、子会社も関連している。罪証隠滅の口裏合わせの可能性は否めない。

裁判所も難しい判断を強いられることになるか。

[後記]
このニュースはアメリカでのニュースらしく、今回の保釈請求で日本の裁判所に提出された内容ではないかもしれない。



0 件のコメント: