2019年1月29日火曜日

198回通常国会施政方針演説:責任感に乏しく2020年、2025年のイベント頼りか

施政方針演説は我々の総理が今後1年間、何をしようとしているのかを知るためにも1度は目を通すべきだと思うが、今回は責任感に乏しく、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博のイベント頼みで「新しい時代」へ向かおうとしていないか。更にはG20大阪サミットもある。

それだけ国内政策、外交に見るべき成果が期待できないと言う事か。政策も羅列でステップ・アップが感じられない。

アベノミクスの成果を何カ所かで謳っているが、その根拠となる統計資料は大丈夫なのか。

安倍政権の政治姿勢を見ると民主政治の根幹を揺るがす数々の不祥事にもかかわらず、反省の弁はあったが、誰一人責任を取ることはなく、寧ろ官僚の忖度を蔓延らせた責任は重大だ。

そんな時期に「大きな歴史の転換点」を繰り返しているが正気か。

評価に困って朝日新聞(2019.1.29)の社説を見てみた。それによると「内政外交の課題に真摯に向き合え」と言う。「役に立たない」、「従来の政策の繰り返し」、「難題から目をそらすな」というのだ。

民主政治を踏みにじる数々の不祥事を繰り返しながら安倍政権が長期に支持される事こそ今の日本の政治の「幼稚さ」「未熟さ」を表しているのではないか。

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