2019年1月26日土曜日

立憲民主、国民民主よ 闘う相手は安倍自民ではないのか


立憲民主党、国民民主党の代表、議員の皆さん 闘う相手は一強独裁の安倍自民党ではないのか。「数あわせは烏合の衆」批判は当然で大事なのは政策の一致だろうが、立憲民主、国民民主もその生い立ちは保守、リベラル混在の旧民主党だ。それが肝心な所で不協和音となりゴタゴタ続きで国民に愛想を尽かされる。

よく考えてみよ、自民党だって保守、リベラル入り乱れての政策だったが、それが団結すべき時は団結出来る。支持者の懐が深いのではないだろうか。

それが立憲民主、国民民主にどうして出来ないのか。

政党支持率が38%の自民は別格としても7%程度の立憲民主と、1%程度の国民民主が主導権争いをしていてどうなるというのか。

取り敢えずは参院選を前に参議院での野党第一党の会派争いだ。国民民主が自由党と統一会派を作ったと思えば、立憲民主が社民党と統一会派を作り、更に個人の引き抜きなどで野党第一会派の主導権争いだ。野党第一会派になれ政権与党と議会運営の主導権が握れるのだ。

立憲民主も無所属の会から議員が合流する動きがある。枝野さんは団体での合流ではなく、個人単位での合流を希望していた。「烏合の衆」批判を避けるためか。

それでも野党統合が出来ないのは枝野さんがブレーキになっていると言う見方があるがそうかも知れない。旧民進党の分離、解体時に新しい希望の党へ行けなかった議員の受け皿として枝野さんが立憲民主党を設立し受け皿なった経緯がある。

枝野さんにしてみれば無条件の合流は出来ない。「選別します」と言うことになるのだろう。自分の政治経歴よりも上の人を受け入れる事に難色を示しているのではないか。小池都知事の当時の考えと同じだ。

小沢さんはそのことを知っていて立憲民主では野党統合は出来ないだろうと言っていたが、その通りの動きか。

その小沢さんが国民民主と自由党の統一会派造りに動き出した。政党支持率が0か1%が集まって何が出来るかだが、小沢さんの選挙戦術、国民民主党の政治資金を合わせると何か出来そうな気はする。

でも小沢さんに対しては旧民主党政権時のゴタゴタが付きまとい小沢アレルギーが根強い。今の大手メデイアの世論調査での安倍政権支持の大きな理由に「他の内閣よりマシ」という。

小沢さんがこの国民の悪感情をどう払拭出来るかだ。小沢さん本人の問題なのだ。

最大支援組織の連合も右往左往している。組織内の組合と政策で一致点が見いだせず野党統一に力を発揮できないのだ。

立憲民主、国民民主の革新系議員は好き勝手なことを言わず、今の政治をどう改革していくのか、しっかり議論すべきではないのか。

打倒安倍政権の戦闘課題は一杯あるではないか。

それより自分たちの主導権争いの方が大事ななか。


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