2019年5月3日金曜日

交差点内事故多発:東京へ移り住んでわかった「交差点進入はいつでも止まれる速度で」

毎日交差点内での車の事故が報道される。単独事故はほとんどなく、通行人を巻き込んだり多重事故だ。娘が事故を起こして保険会社と話し合いしているときに保険会社の担当者は「交差点ではいつでも止まれる速度で」と主張する。

娘の事故現場に行って確認すると、娘は幅の広い道路を直進していたが、細い道路から一旦停止もせずに交差点に進入してきた車と衝突事故を起こした。こちらの方には「止まれ」の表示もされていた。

保険会社の担当者に「あなたはいつも交差点に入る時は速度を落とし、いつでも止まれるようにしているのか」と問うと、「いいえ」という。要は事故を起こしたのだからそう言われるのだ。

ところが東京に移り住んでその重要性を再確認することになった。

道路は狭いし、一方通行も多い。東京に住んでいた娘が「ベンツがいつ飛び出してくるかわからない」「交差点では注意を」という。

確かに、交差点の前で一旦停止もしない。徐行もせず結構なスピードで侵入してくる。私は交差点前ではスピードを落とすようにしているが後続車のこともあり後方も注意が必要だ。

テレビで見る交差点での事故現場は無残な状況だ。建物、塀などで左右の確認が難しい。一旦停止して侵入しても見通しが悪いので事故にあう。一旦停止しても左右の確認ができるところまで出ても事故にあう。

よくあるのは近くに県道があるが渋滞するのでう回路で使用するらしい。だから道路状況もあまり知らないし、時間的余裕も持たず急いでいる。

自転車や登下校の生徒を巻き込む危険があることをどうして考えないのかと不思議に思う。

私の住んでいる町でも必ず譲ってくれる車がある。クロネコヤマトの宅配車だ。近くに基幹営業所もあるが教育が徹底しているのだろう。それと荷物が多いとどうしても急ぐことになるが、今では12時から13時までは休憩の時間になり労働条件も改善されている。こういうことが「ゆずりあう余裕」が出ているのだろう。

一度事故を起こすと取り返しのつかない人生を送ることになる。そういった自覚がないのだろうか。煽り運転もそうだ。




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