今回の台風19号で箱根は1000mmの降雨を記録したがテレビが報道する被害を見て驚いた。大脇谷周辺で土砂崩れ7~8か所、箱根登山鉄道は線路わきの土砂崩れ、レールの寸断、芦ノ湖は増水、強羅では旅館が土砂で埋まる。雨は坂道の生活道路を流れ下る。
急斜面にへばりついたような登山鉄道、道路、旅館や住宅だ。こんなはずではなかろうと疑問に思うが、本当に被害が少ないのか。
これだけの雨が急峻な地形に降り早川を下流に流れる。
ほとんどが地面は坂だから生活道路の坂道を下る。平地がないから内水氾濫もない。水はけが非常にいいのだ。
山崩れもないようだ。坂道を流れる水は泥水ではない。これは復興で助かる。
箱根登山鉄道はがけ崩れで線路は寸断、石ころで埋まっている。場所が場所だけにアクセス道路も少なく復旧には時間がかかるだろうが、バス運行はできるので観光に致命傷にはならない。
山崩れもなく、早川が濁流だったが温泉街は河川もなく坂道を雨水が流れ下る。平地もない箱根の地形を生かした防災か。
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