2019年10月13日日曜日

13日、河口から11~12kmの多摩川の今:流出物が引っかかり、残骸から当時の水位は天端まで約1.5m?

13日、多摩川河川敷 向こうが川崎武蔵小杉あたり
まだ、グランド部分は水につかっていた。
上流からの流出物が引っかかっている 河口から12km付近
13日、午前9時ごろ多摩川の河川敷に今の状況を見に行った。河口から11~12kmの地点だが、上流からの流出物が樹木や構築物に引っかかり、水は引いているのだろうか、グランド部がいまだ水浸し状態だった。

昨夜の多摩川の増水は、現場で当時の水面が流出物やペットボトルの残骸で確認できる。そこに立って堤防の天端を見ると、後1.5~1.6mの高さだった。近くに住む住民の人なら恐ろしかっただろう。二子玉川付近で越流したということその分水位は上がらなかったか。

広大な河川敷だが光景はどこも変わらない。流出した草木が樹木や構築物に引っかかりペットボトルが相変わらず多い。

今まで濁流が流れると樹木や枝類が多く流れていたが、今回はそういう残骸は見つからなかった。上流で山崩れや家屋の流出が多摩川水系ではなかったためか。

ただ、河川の堤防決壊での氾濫を回避するために河口から11km付近に高規格堤防特別区域所謂スーパー堤防が一部設置されている。三菱重工の工場跡地に河川側の堤防ののり面を緩やかにとり強化し、天端の幅は12m、堤防高さの30倍を背面ののり面にし、広い範囲で建築物の建設を緩和し高層マンションなどが立っている。

ただ費用対コストを考えると計画を達成するには相当の費用が掛かり、今回のような災害に対応するには無駄との見方も出た。民主党政権時に事業の是非は問題になり、蓮舫さんが現地視察したのもこの場所だ。
11km付近はスーパー堤防と言って高規格堤防特別地域がある
天端は12m幅で遊歩道、桜並木が整備され住民に親しまれている。


また、この河川敷は地震時の私たちの避難場所に指定されている場所だ。巨大地震が同時に発生したら避難場所がなくなる一大事だ。大田区はきちんと考えているのか。

現場で写真を撮った。




13日は台風一過の秋晴れ遠く富士山を見る
タワーマンションは武蔵小杉、新幹線も定刻運転
東調布中学付近から

こんな光景が続く
竜の形になっている みな写真を撮っていた

真ん中の流出物の残骸が当時の水位の最高点
堤防の天端まで1.5~1.6m








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