安倍総理に「公文書改ざん」「台風15号被害への対応」で猛省を促す決議を大磯町議会がやった英断は、天晴れだ。大磯といえば吉田茂さんの邸宅があったところ。吉田さんはサンフランシスコ講和条約締結や戦後の日本を主導した歴史上の政治家だったが、その在位日数で安倍総理に抜かれたのだ。
日本全国民のほとんどが感じている森友学園事件への安倍総理夫妻の関与の真相究明ができず、公文書改ざんなど民主政治の根幹を揺るがす結果になったし、台風15号で千葉県の広域で災害の発生の恐れがあったのに内閣改造を断行し長期停電、断水に対する初動を誤った責任は安倍総理にある。
正式には「内閣総理大臣 安倍晋三衆議院議員に猛省を求める決議」で12:1の圧倒的多数で可決したというのだ。
決議理由は、財務省の公文書改ざんは、いかなる事情があったにせよ言語道断で「見逃さないぞ」というし、検察の他の冤罪事件に比べ安倍総理への忖度が激しい。台風15号では内閣改造をやっていたが「何とかなる」というおごりの姿勢があったのではないかと批判し、安倍総理も国会議員の一人として不正や疑惑を解明する責任があると考えたのだ。
メデイアの報道によると、ある議員は自民党員として国民が感じている不自然な点を感じないわけではない。国民の声に耳を傾けながら政権運営に努めてほしいという期待をこめて賛成したという。
「何というすばらしい考えだ」と感心したが、逆に何でも安倍総理に忖度し何もできない自民党、国会議員に一撃を食らわした功績は大きい。
できれば日本全国の議会が決議で安倍総理に反省を促すべきだ。
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