トランプ大統領は対北への「非核化」、朝鮮半島の安全をどう考えているのか。難航する北の「非核化」、経済制裁下での「人道支援」が国連安保理経済制裁も中国、ロシアの行動は制裁緩和に向かっている。
ストックホルムでの米朝実務者協議で米国、北朝鮮の本音が見えてきた。米国トランプ大統領は大統領選に向け成果を急ぐ。一方の北はアメリカの足元を見て譲歩を期待しSLBM発射で圧力をかける。対北で強硬派のボルトンさんを更迭したことで米国の方針転換を期待しているようだ。
ストックホルム実務者協議では、早速北が「協議では期待にそぐわなかった」と言えば米国は「新しい提案をし、良い議論が出来た」と反論する。新聞報道では米国は経済制裁の一部解除と「非核化」を要求したが、北は経済制裁解除と金体制の維持を主張したようだ。
しかし非核化など北の頭にはない。古い核施設は破壊しても新しい施設の建設と開発は継続しているようだ。専門家も「北は核を手放さない」と断言する。
弾道ミサイルの開発にも余念がない。「短距離段老ミサイルは問題にしない」というトランプ大統領の度たびの発言に北が挑戦する。ついにSLBMの発射実験をやりの本のEEZに落下させた。
情報では弾道ミサイルを発射できる潜水艦も建造中ということなので、アメリカ本土への攻撃も可能になってくる。なぜか、トランプ大統領は今回はコメントしていない。
一方、トランプ大統領の曖昧な対北外交で折角の国連安保理決議の経済制裁も緩んできた。中国、ロシアに続いて米国も一部解除を提案している。
米朝首脳会談に向け米朝の駆け引きが続く。ボールの投げあいだ。相互に譲歩を期待しているのだからうまくいくはずがない。
トランプ大統領と金委員長の可笑しな友好関係しか成果がないトランプ外交に頼っていいのか。
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