2020年1月11日土曜日

今日の新聞を読んで(323):円周率の桁は3、3.14,3.1416さらに31兆桁か

円周率の小数点以下の桁数をどう使うか。その目的に応じて使用しなければ結果に多くな違いが出てくるのだ。私たちは子供の時から3.14と教えられ、円周、円の面積計算に使っていたが、いつのことか、「ゆとり教育」で3を使うことになった。これには驚いた。いくら「ゆとり教育」とはいえ、そんなことまでしていいのかと思ったほどだ。

さらには、コンピューターの性能比較では31兆桁以上がギネスで認定されているという。

しかし、「ゆとり教育」で3を使うことになったと思っていたが、実際には3.14が教えられていたようだ。要は「目的に応じて」と言うことで誤解されていたのだ。確かに手早く計算したり、間違い確認には便利は数字だ。

読売新聞(2020.1.11)のニュースの門で「勝利の法則は3.1416」の記事が目についた。

オリンピックを控えているが陸上トラックや砲丸投げでは3.1416の厳しい基準が採用されているという。1周400mの総距離を3で計算した時の違いが10m以上短くなるらしい。

更に宇宙開発では軌道計算に小数点以下15桁が使用されているという。地球から246、377、290km離れた小惑星「リュウグウ」でピンポイントの着陸、岩石採取した「はやぶさ2」も誤差を出来るだけ小さくするためには厳しい数値を必要としたのだ。それが約1年後に再びオーストラリアの決められたポイントに帰ってくるのだ。

その円周率もコンピューターを使った計算で31兆4159億桁まで計算できたそうだ。何に役立つのかわからないが。





 

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