2020年1月29日水曜日

習主席の国賓待遇での訪日:日中どちらが先に「中止」を申し出るか、難しい判断か

中国発の新型コロナ・ウィルスによる肺炎の世界的拡大が続く。日本人救出のチャーター機がやっと第一陣の200人を日本に帰国させた。残念なことに機内で異常を訴える患者が出たようだ。

そこで問題になるのが、習主席の国賓待遇での訪日が迫っていることだ。まだ4月のことだが今回の新型コロナ・ウィルスの肺炎を終息させなければ習主席の訪日は誰が見ても歓迎できない。2月中にはめどを立てなければならないが、だめだろう。

この習主席訪日は安倍総理から出た話だろう。尖閣諸島をはじめ中国とは海洋開発などで問題を抱えている、習主席を招くことで事態を好転したい意向が安倍政権には強いはずだ。

一方、中国にとっても今のアメリカとの貿易摩擦など外交を見ればこの辺で日本との関係を維持しておくべきだと判断しているのではないか。

だとすると、日本から「中止」を申し出ることは無理で、本音は新型コロナウィルスの被害拡大を終息させるためにも陣頭指揮を執る必要があり、中国側から「中止」を申し出てもらうことを願っているのではないか。

こんな状況下で無理して訪日しても日本側の意向が通じるはずはない。通じていれば今までの首脳外交で進展があったはずだ。ところが一向に進展がないのだ。

トランプ大統領は今回の事態を静観しているが、習主席の訪日をよくは思っていないはずだ。

日中米、3国にとっても「中止」がベストの選択だ。中国からは言わないだろうから日本側から打診すべきではないか。

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