2020年1月15日水曜日

今日の新聞を読んで(325):安倍総理の民主政治への背任を積極的に問え

小さな記事だが、大きな意義のある記事が新聞に載った。安倍総理の数々の民主政治を揺るがす政治手法に検察、裁判所は積極的に取り組むべきだ。すでに安倍総理に関連する2件の事案が裁判で破れている

森友事件で国が格安の国有地払い下げをした事件で計算根拠になった地下埋設物の推定量の資料を不開示にした件で裁判所は不開示は違反と判断を下したし、安倍友の一人である元TBS記者が伊藤詩織さんうぃレイプした事件を安倍官邸が関与してもみ消した事件で伊藤さんの損害賠償請求を裁判所が認めた。安倍総理の悪事が少しずつ暴かれているのだ。

そして朝日新聞(2020.1.15)で神戸学院大の上脇教授など憲法学者が、首相主催の「桜を見る会」をめぐって安倍総理を背任の疑いで告発状を東京地検に提出したという。首相枠や昭恵夫人枠で招待客が増加し、18000人に達し、当然予算も5年間で1.5億円多くなったという。予算の「私物化」が糾弾されて当然だ。

東京地検も積極的に取り組むべきだ。「不起訴」の判断が下されると検察審査会で「起訴相当」という流れになってほしい。

安倍総理は敵の居ない長期政権をいいことに公文書管理、国会証人喚問で責任追及の手を潰す行為に出ている。いずれも民主政治の根幹を揺るがす許せない行為だ。

更に規制緩和で戦略特区構想での既存の固い地盤に風穴を開けてはいるが、内実はお友達を新しい利権者に仕立てているだけではないか。

目玉と言われるIRも現役の担当者である国土交通省副大臣が贈収賄罪で逮捕された。逮捕前は「関係ない」と言っていたが新聞報道ではあくどいことをやっている。自民党内に政敵がおらず、野党も安倍総理に対峙できるところまで行っていない。その長期政権でほころびが出てきているのだ。検察がしっかり調べれば官邸のトップ層にも波及する事案だ。

総理のかかわる政界の不祥事を特捜部が担当する制度に問題があれば、福島第一原発での東電旧経営陣の責任を追及するような制度を作ったらどうか。

兎に角安倍総理の悪事を止めることだ。

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