中国の習主席を国賓として迎える日が近づいているが、安倍総理が習主席訪日要請の裏には中国公船などによる尖閣諸島問題への解決を期待していう事情がありありだが、難しいだろう。今までも日中首脳会談が設けられたが一向に尖閣問題は解決しない。
日本国民は尖閣問題が解決しないことには安倍外交を評価できないのだ。
そんな時、アメリカで河野防衛相がズバリ発言した。
新聞報道によると、米政策研究機関「戦略国際問題研究所」で河野防衛相が講演し「来日前に中国が尖閣問題の改善に努力すべきだ」と発言したのだ。正論である。
今、そうでなくても中国国内での人権問題、香港の民主化を弾圧したり、台湾も選挙で中国離れを示し習主席にとっては厳しい立場に置かれ世界から批判を浴びている。
日本にとっても習主席の国賓待遇での来日は好ましくない。自民党内でも反対の意見が出ているらしい。本音としては中国から来日中止の伝達がほしいところだろうが、習主席にとっては今の状況下で国賓待遇での来日を要請されているのは渡りに船だ。中止を伝達する理由などない。
安倍政権は今までも日米同盟を強化しトランプ政権に「尖閣諸島も日本の施政権内」と表明させ中国をけん制したが効果はない。それだけ中国はしたたかなのだ。
尖閣問題が解決しなければ、得意と言う安倍総理の外交力も地に落ちたものだ。
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