2020年1月20日月曜日

世論調査のポスト安倍:「この中にいない」24%は何を意味するのか

各メデイアの定期的な世論調査で「ポスト安倍は誰か」と設問され、挙げられている議員の中から1人を選ぶ形式が多い。毎日新聞2010.1.20の電子版で調査結果が載っている。

それによると、石破さん19%、安倍さん13%、小泉さん6%、岸田さん3%のほかに「この中にいない」が最高の24%だったという。未だ安倍さんの名前が載っていると言うことはメデイアは「安倍4選」の可能性もあると考えてのことか。これだけの民主政治の根幹を揺るがす政治をやっていながら2番目に名前が上がるなんて、何を考えているのか。

小泉さんも上位常連だが、まだ総理になる歳ではないし、最近は週刊誌で不祥事の報道が多くなった。説明するのかと思ったら「個人の情報には答えられない」とスルーするつもりらしい。

これと言った政策も発表していないという批判があるが、他の議員だってこれと言った政策は出していない。お相子だが残念ながら人気があるのだ。

一方安倍総理が推すのではないかと思われている岸田さんの人気のなさには驚く。情報発信が少ないというが、自民党の政調会長だからやり方はあるだろう。安倍総理の政治手法の見直しには岸田さんが打ってつけと思うが自民党員がどう判断するか。

石破さんの19%は当然だろう。地方の党員などには人気があるらしいが、安倍さんが石破さんを嫌っている。先の選挙でも石破さんに応援依頼すると安倍さんに干されると考え石破さんの出番は少なかったという。

小心者の安倍さんには困ったものだ。

それにしても「この中にいない」の24%は何を意味するか。

自民党のほかの議員か。菅さん、野田さん、河野さんはアメリカで次にこの講演に来るときは「総理として」といって笑いを誘ったという。しかし支持率は数%で心もとない。

野党の代表か。野党の支持率が1~5%ぐらいではダメだろう。

やっぱり、「わからない」「答えない」のジャンルになるのか。




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