2020年1月4日土曜日

グローバル経営者(?)ゴーン被告は日本の主権を侵害してまで何を勝ち取るというのか

グローバル経済化でカリスマ経営者ともてはやされたゴーン被告は日本の主権を侵害してまで何を勝ち取ろうとしいるのか。正月休みが終わりテレビの情報番組、大手新聞のゴーン被告日本脱出の関連ニュースを詳細に流しだした。

まず脱出方法を調べなければならないが、当初言われたレバノンにいる妻が詳細に計画を練ったという情報はゴーン被告が否定、すべて自分が計画を立てたという。しかし外部との連絡も制限されている本人がどうしてこのよう日本の主権を侵害する行為を計画できたのか。恐らく海外で練られたのだろう。レバノン関係者の存在が大きくないか。

レバノン政府はゴーン容疑者のレバノン送還を執拗に日本に要求していたというし、東京拘置所にいる時も頻繁に関係者が面会を繰り返していたのを思い出す。異例のことと映った。

いかにグローバル経営者といっても、日本での活動で犯した犯罪は日本の法律、裁判所で裁かれなければならないのではないか。「郷に入れが郷に従う」と格好いいことを言っていたのを忘れたのか。

自分だけの正義を通すために日本を脱出し本籍地のレバノンで裁判を受けるなんてとんでもないことだ。いかにゴーン被告がレバノンで英雄視されていたとしても日本には関係ない。

グローバル経済下で活動してきたゴーン被告が「相手国の主権」を軽く見ていたのではないか。そこに落とし穴があった。ゴーン被告は日産を再建した経営者と煽てられて有頂天になり何でも許されると誤解したのではないか。

それが今回の逃亡劇につながった。日本の法律はゴーン容疑者の日産での経営を違法と判断してもゴーン容疑者には理解できない。「無実だ」「すべてが会社のため」と抗弁し、弁護団も「公訴棄却で戦う」と言い出した。

3者による公訴前整理手続きでは検察が提出する資料は「有罪ありき」に見えたのだろう。これでは「公平な裁判」を受けることが出来ないとみて、小心者(日産の元役員談)ゴーン被告は逃亡を企てたのだろう。

それにしても保証金15億円は没収され、今回の密出国費用は22億円とも報道されている。約40億円を使っての脱出劇だ。裁判所の逃亡防止の保証金の額に問題があったのだ。150億円ぐらい突き付けておけばよかったのではないか。そして弁護士の連帯保証もだ。

「無罪請負人」との異名を取っていた弁護団も大きな汚点を食らった。保釈管理責任を問うべきだ。2度と「無罪請負人」など言わせてはいけない。変装しての拘置所出所姿は世間の笑いものになったが「出所、逃亡請負人」とでもしたらどうか。

テレビニュースで記者から厳しい責任問題に振られた弘中さんは「どんな責任があるというのか」と不機嫌に言い返していたが、他人のことは鋭く突っ込むが自分たちのことになるとカラッキシダメなのだ。

新聞報道ではトルコが7人を拘束したというが、レバノンは正式入国で問題ない立場をとる。日本も警視庁が捜査を始めたようだ。監視カメラで追跡すれば詳細が分かってくるだろう。すべてが外国人で成功する密出国ではない。

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2020.1.2掲載
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yamotojapan.blogspot.com/2020/01/blog-post_2.html






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