我が国はオミクロン株感染拡大中で「まん延防止措置」適用自治体が増えているが、東京、大阪などは「緊急事態宣言発出」の可能性まで出てきたが、病床利用率50%超えで要請する条件にはなったが、小池知事自ら発出を言い出したくないために、重症者などの検証を行うという。
大阪の吉村知事は、政府は発出を認める条件を提示せよという。流行り自ら言い出すことへの抵抗がある。
岸田総理自身は国会での質問に「現時点では検討していない」と言うが、表向きの話でしっかりやっているはずだ。ただ、経済のことを考えると、やりたくないだろう。今度緊急事態宣言を発出すると内閣支持率にも影響する。そうでなくても菅政権に比べて対応が遅いと言わっれている。
経済同友会の専務理事も緊急事態発出には反対のようだ。「殺す気か」と息巻いている。
そんな状況の中で世界は感染者数が増加中でもエンデミックに移っている国がある。テレビの情報番組でデンマークが紹介されている。マスクは未着用、各種規制も解除、社会はオープンなのだそうだ。
メリハリの利いた対策で国民の信用を政権生えているという。各国ともに割りあいに規制が厳しくない。今一番規制が厳しくパンデミックをやっているのは中国だ。オリンピックを控えメンツにかけても感染拡大は抑えたいのだ。
我が国も緊急事態宣言を発出するときはどういう規制をするかが問題だ。以前は飲食業への酒の提供、時間短縮、不要不急の外出自粛などを言っていればよかったが、今は家庭内、学校、幼稚園、保育園、施設などで感染者が急増している。
帰省のやり方も考えなければならないが、家庭内に誰が持ち込んでいるのか。子供や職員が持ち込んでいるのか。むしろ大人が危険な場所に行って感染しているのかもしれない。
理化学研究所などのスーパーコンピューターを使った検証で、マスクをしていても感染者との距離が重要になる。1m以上離れることが大事なのだ。だとすると、職場での打ち合わせ、会議、会食も問題になる。
改めて感染防止の原則を一人一人が守ることだ。不要な外出は自粛、危険な場所へは行かない。蜜を避け、部屋の換気はこまめに実施する。
まん延防止だろうが緊急事態宣言だろうが基本は決まっている。季節型インフルエンザになっても同じことなのだ。公衆衛生の問題だ。
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