自民党保守派の重鎮、安倍元総理と幹事長の高市さんが佐渡金山のユネスコ推薦を見送ったことに対してクレームを付けたために岸田総理は最終的に推薦状を提出することになった。
岸田総理の外交に関する姿勢は自民党保守派から批判が相次いだ。佐渡金山でも安倍さんは「論戦を避けるという意味で登録しないのは間違っている」と言えば、高市さんは「日本国の名誉にかかわる問題」という。一方、茂木幹事長は「丁寧に説得力のある説明を行う」と岸田寄りの発言だ。
何か事あるごとに韓国とは行き違いが多い。軍艦島の産業革命遺産登録でも朝鮮人の強制労働で反対していた。しかし、実際に政権を担っていると外国との関係は重要なのだ。
岸田総理、林外相は日中友好連盟の役職についていたのでどうしても親中派とみなされる。大臣に就任して辞退したとしても拭い去ることはできない。
バイデン政権は親中派と見ているので、日本の外交については危険視しているという。電話会談ではなく、ひざを突き合わせての会談が櫃お湯なのだが、実現していない。
一方、安倍元総理は岸田総理のやり方にことごとく反論している。
岸田総理の「新しい資本主義」も「今の段階でこの新しい資本主義を理解している人はいないでしょ」という。具体策がないのだ。しかしその背景には岸田総理が「持続可能な日本経済に変革を求めるには不十分」とアベノミクスを批判したことがある。
だからこそ、安倍さんは「賃上げ」を財界に要請し、官営賃上げと言われていた。その賃上げを岸田総理は制sカウに取り入れているではないか。
新型コロナ対策では思うようにいかず、政権を途中で放り投げた安倍さんだが、最近「2類から季節型インフルエンザの5類に帰ろ」という。5類に変えれば医療機関のひっ迫、保健所業務のピンチも切り抜けられるというのだ。
岸田さんは安倍さんが自分に総理の座を譲ってくれると思っていたが、そうはならなかった。高市さんを推したのだ。しかし総裁選では岸田さんが勝った。安倍さんの影響力を削ごうとするが、自民党最大派閥の領袖になった以上は意向を汲むしかない。
参院選も控えている。政権維持のためには保守派にも気を配る必要があるのだ。
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