今のウクライナ問題はバイデン大統領の言う民主主義vs専制主義の戦いなのだ。いかに生い立ちからのトラウマと言えどもプーチン大統領の私利私欲阻止をウクライナのゼレンスキー大統領だけに任せていいのか。
プーチン大統領はソ連邦崩壊後のロシアの世界的存在感の低下を危惧、長期政権による自らの政治基盤を強化しロシアの復権を目指すのだ。以前は弟分だった中国にも兄貴分を渡してしまった。
そのためにはウクライナのEU化、NATO化は自らの政治生命、ロシアのアン円保障からも認めるわけにはいかないのだ。
それが今回のウクライナ侵攻になるが、時を同じくしてベルラーシが憲法改正し「非武装化」「中立化」を削除し親ロ政権が樹立した。そしてウクライナに派兵するというのだ。
プーチンもウクライナに「非武装化」「中立化」を要求するがゼレンスキー大統領は拒否だ。
何故か、プーチンの意気込みとは逆に侵攻したロシア軍の勢いが弱い。ウクライナ軍に抵抗されているのだ。
驚いたことにロシアの発表ではロシア兵471人が投降、あるいは半数が殲滅されたという。ウクライナも撃退してと言う。
ウクライナの抵抗が大きく、兵站に問題が出てきたとロシアの問題点を英国が分析している。
ウクライナの国民の結束の強さとロシア兵の士気の低下を認めている。
ゼレンスキー大統領も米国から国外退去をアドバイスされたが、拒否し、「自分はここにいる」とSNSで公開している。重要閣僚も一緒だ。これじゃ、国民もゼレンスキー大統領を孫要する。支持率も上がっているという。
焦ったのはプーチン大統領だ。戦況を借るために核兵器の使用も臭わす。「核大国の一つ」と言っていたが、これじゃ世界から批判される。本当に使用するかどうかはわからないがNATO加盟国が参戦するとなると「もしか」と言うことになる。
しかし、その時はプーチン大統領の終わりだ。国連も安保理では決議が否決されたが、国連全体の会議となるとロシアの批判に賛同されるだろう。
益々孤立化する。
国内経済は破綻、国民の生活は混乱、世界中からロシアが批判されることにロシア国民は許さないだろう。プーチン政権打倒になる。一日も早く行動すべきだ。それがウクライナの同胞、ロシア兵の犠牲を最小限にする手立てだ。
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