2022年3月1日火曜日

どうなるウクライナ問題(6):ウクライナが頑張っているニュースに「ホッと」しないか

 

ロシアのウクライナ侵攻から6日目、情報番組はウクライナの地図でロシア軍の制圧地域を表示するが、黒海からの進入ルートは増えているように思えるが、他の地域は余り変わりない。メデイアのニュースもロシア軍の士気の低下、指揮系統の混乱、それにも増してウクライナ軍、国民の抵抗が大きいのだ。 

米を中心にEU諸国の包囲網、SWIFTからの除外など経済制裁、各国で広がる「戦争反対」「反プーチン」デモはロシア国内でも頻発している。 

ロシアでもプーチンの今回のウクライナ侵攻を正当化する理由がないという。国際会議に出席したロシアの代表が、まず今回の侵攻を謝罪している。謝罪しなければ会議でのロシアの存在が無視されるのだ。 

そういった動きにいらだったプーチン大統領は核兵器の使用を臭わす。けん制しているのかどうか分からないが、時代遅れの判断に驚く。

「プーチン大統領ご乱心」だ。ロシア国民が支持しているとは思えない。ウクライナで「クーデター」を煽っているが、ロシア国内でプーチンを引き降ろすクーデターが起きないのか。

民主化運動を進めるのはチャンスと思うが。

ウクライナ情勢もゲリラ戦の様相を呈してきたか。ロシアは経済が疲弊しているといっても大国だ。長期戦になると強いだろう。だからウクライナにとっては短期戦で勝負すべきだ。

新聞報道でウクライナの土地に不慣れなロシア軍が道路標識を使えないように撤去しているという。また前進したロシア軍が進行方向を示した道路や樹木の表示を消して混乱させようとしているという。これは軍でなくとも民間人で出来る。 

又、お互いにロシア人だから敵か味方か分からない。潜入している破壊工作員を見つけだし排除することも大事だ。 

キエフに向かう道路上で5kmにわたりロシア軍の戦車がつながっている映像を見た。どうしてヘリコプターや戦闘機で機銃攻撃できないのか。そういえばスウェーデンだったか、戦闘機の供与を申し出ている。今回米国を初めEU諸国が兵器の供与を申し出ている。ポーランドを経由しウクライナ軍が共用できるようにするらしい。 

急いだほうが良い。ロシア軍の地上からの補給を絶つことだ。ゼレンスキー大統領は「EUへの加入」をみとめてほしいとSNSで発進している。当初はEU加盟も20%ほどの支持だったようだが、今回のロシアの侵攻で「やっぱりEU加盟」の動きが出てきたのではないか。

プーチン大統領のウクライナ侵攻は「逆の効果」になってきた。

 

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