2022年3月25日金曜日

小さな記事の大きな課題(67):京急踏切事故で地検が運転士「不起訴」に

 

京急電鉄の踏切事故でトラックの運転士が死亡、31人が負傷した事件で県警は運転士に責任があると送検したが、地検は過失が「比較的軽微」として不起訴処分にしたという。 

こういう事故の場合、運転士とその管理者が責任を追及され、上層部や経営者には責任が及ばない事例が多かった。勿論JR宝塚線のような重大事故の場合は厳しい責任追及されるが、今回は運転士の死亡と乗客らの重軽傷で終わった。 

時々流れる新聞報道では、運転士の信号確認場所タイミング、信号が確認しやすい場所に設置されているか、規定どうりのところでブレーキを懸けれなかった理由などが問題になっているということだった。 

地検がどう判断したか分からないが、運転士が信号を確認し難かったことなどが理由ではないか。 

兎に角、運転士だけに責任を追及する事件処理でなかったことを評価すべきだ。

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