ロシアの侵攻によるウクライナ主要都市の壊滅的な破壊、逃げ惑う女性、子供、隅かもなくなり途方にくれる老女、道端に作られた急ごしらえの墓、爆撃直後に道路に横たわる死体などを見るたびに早く停戦できないのかと疑問に思う。
人間を初め自然界の物質を構築する基本粒子(陽子、中性子、電子など)は、すべて物理法則で動いている。なのに何故、人間同士がいがみ合い戦争するのか。粒子の配置、階層が要因なのか、量子物理の難問か。
ウクライナとロシアの停戦交渉が4回目を向かえ、両者の代表がコメントを発表した。
ロシア側はフォミン国防次官が首都キエフと北部チェルニヒウ方面の軍事作戦を大幅に縮小するといえばウクライナ側は関係国による安全保障の構築するという。
ウクライナ発表では今回のロシアの侵攻で70兆円もの経済損失を出しているという。どう復興していくか。
今回の会談を受け、ウクライナのゼレンビッチ大統領は「ポジテイブな内容だが、プーチンは信用できない」と発言したようだ。確かにその通りだろう。
ゼレンビッチ大統領は停戦交渉に向け譲歩案も含めウクライナの条件を公開しているが、プーチンは何も言っていない。
たとえ今回解決案が見つかったとして、双方が合意文書を作成するにしてもプーチンが大統領である以上、異常な歴史観もあり、自分のやりたいように合意文書も反故にしたり、ウクライナ側の責任で合意文書違反のウソを正当化し、再びバルト3国を初め戦争をぶっ掛ける可能性はある。
毒物を盛られた疑いも出ているロシア側の代表団であるアブラビッチさんがプーチン大統領と相談しながら合意文書をまとめていくのだろうと見られているが、第3者による保証が必要ではないか。
ここで、国連の平和維持軍の派遣が必要ではないか。合意文書への保証も担う必要がないか。
欧米各国首脳の仲裁にもかかわらず、ここまで世界を敵に回し、ウクライナを壊滅させたプーチンの責任は大きい。
バイデン大統領は「プーチンが権威の座にとどまってはいけない」と発言したが、そのプーチンをどうするかはロシア国民の責任にかかっている。
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