ロシアのウクライナ侵攻で世界的にギクシャクしているロシアだが、注意しなければならないことは宇宙開発の多くの分野でロシアが関連しているのだ。衛星の打ち上げが中止になる事例が多くなっているらしいが、ISS(国際宇宙ステーション)の運用も一手にロシアに頼っているのだ。
先日、テレビでISSの様子が放映されていた。ロシア人とアメリカ人の宇宙飛行士がにこやかに並んで移っていた。今思うと、どうなるんだこの人たちと思う。
400km上空で軌道を周回する。無重力程度しか知らない。ISSとともに自由落下する状態だが、軌道運動しているために遠心力も働く。それで重力と相殺され、無重力となるらしい。
ほって置けば永久にぐるぐる回ると思っていたが、そうではないらしい。
読売新聞(2022.3.20)「ロシアの宇宙協力 暗雲」によると、こうど400kmを周回するISSはロシア側の装置からの定期的な噴射などで高度を維持しているという。ロシアが果たす役割が大きいというのだ。
ロシアが何もしなければ高度が維持できなくて地球に落下するか、宇宙へ飛んでいくのか。
アメリカは財政難から宇宙開発から手を引いた。日本人の宇宙飛行士も登場する予定もあったようだ。
GDPが170兆円と言う程度の経済力でロシアは何故宇宙開発に力を入れていたのか。ウクライナ侵攻などで世界を敵に回しているプーチンだ。今後の維持管理で問題が大きい。
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