どう見てもウクライナ侵攻のロシア側の戦況は世界が望む通りの結果になりそうだ。士気の低いロシア兵、兵站問題などで巨額の戦費を費やしているが、「国を守る」「民主主義を守る」ウクライナ国民の士気は高い。
ロシアはキエフ周辺の制圧を諦め、ドンバス開放を第一段階とするフォミン国防次官から発表されたが、これで終わりかとは誰も思っていない。国内向けに成果を上げているとのメッセージだろう。
今回のウクライナ侵攻でプーチン大統領の大誤算が分析されている。その一つが戦費だ。国力と比較しても巨額な費用で金欠の心配を英国のコンサルタント会社は公表した。
それによると戦費は1日2.5~3兆円と言う。52発のミサイルを使った経費は日本円で418億円、それに20万人の兵員と戦車など軍備、さらに兵站費用は大きい。
ロシアの歳入は日本円で年に31兆2500億円、1日3兆円の戦費だと1ヶ月で90兆円になる。一方ウクライナの経済損失は70兆円とウクライナが公表している。
プーチンのウクライナ侵攻でのロシア国内での反戦、反対運動の勃発、、経済制裁での生活への影響から国民は本当のことを知りつつあり、プーチンの支持へも大きく影響する。政権内部でも内紛が出てきた。拘束かクーデターの動きの出るだろう。
そして金欠で戦争を続けることが出来るかどうか。難しい決断を迫られるプーチンだ。
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