2022年3月21日月曜日

米英の「戦況分析」がプーチンの侵攻をエスカレートさせていないか

朝日新聞2022.3.21

毎朝の新聞のウクライナ情勢を見るとつらい。戦争研究所などから発表される「戦況分析」を「ロシア軍が進撃した地域」などで色分けされ、進軍状況を図示した地図は私たちにウクライナの状況を知ることができる。 

しかし、一方でロシア・プーチンが知れば「何故、進まないのだ」と言うことになり現場の師団に発破をかけ、現場は実績を出そうと今まで使ったこともない兵器でウクライナの避難所なども無差別に攻撃し多数の死者、街を瓦礫化する。 

国際法違反だと正当論で批判しても、そんなことが通用するプーチンではない 

米英は戦争の長期化でロシア側に兵站の問題が出てきているという。そうだろう。それが「行きつまり」で進軍が進んでいない原因かもしれないし、兵士の士気が落ちているのも確かだろう。現場を率いる将校(?)の4人が殺されたという。兵隊の士気が落ちているので将校が先頭に立つ必要があるのだろうと見ている。 

ロシアの「うそ情報」も飛び交う。ウクライナで生物兵器の開発をやっている。証拠もある」とロシアの国連大使が主張するが、ロシアが生物化学兵器を使用する偽旗作戦だという。 

米中会談もけん制のし合いで終わった。中国はロシアに寄り添っているのか、プーチンに寄り添っているのか。バイデン大統領は「ロシアを支援すれば重大な結果になるとけん制」すれば、習主席は「世界経済をさらに悪化させる」と経済制裁を批判する。

ロシア・プーチンの蛮行を止めるのはロシア国民の意向次第だ。プーチン支持率が71%とは本当か。経済制裁でロシア国内の生活にも影響が出てきたようだ。真意のほどは分からない。それが今のロシアの姿なのだ。

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