専制独裁政権との対話(会談)の難しさは、その瀬尾稼が見えないことが問題なのだ。今回のウクライナ侵攻でのロシアとの会談(会見)のみならず、対中でも我が国は尖閣問題で困っている。
ウクライナとロシアの停戦会談では、双方が一定の評価をするも、ロシアがキエフ周辺から縮小するというが戦闘は続いている。攻撃がやまないのだ。
ウクライナは勿論の事、世界も攻撃が収まるのかと期待していたが、破られた。米国などの調査機関は「再配備」だという。
ゼレンスキー大統領も「内容にポジテイブな面もあったが、プーチンは信用できない」とコメントを発表した。
30日の中ロ外相会談で、中国がロシアに何らかの提案をしたのかと期待していたが、相変わらずのロシア寄りの姿勢を強調した。
ラブロフ外相が「情勢の緩和に努力、ウクライナとの和平交渉を続け国際社会との対話を維持する」というが、ウクライナとの停戦交渉もロシアは譲歩しない。フランス大統領、ドイツ首相などとのプーチン会談も進展なしだ。
中国はウクライナへのロシア侵攻に理解を示したというが、「双方が対話で解決しろ」との姿勢だ。
中国、ロシアは世界の国際ルールに反して力づくで現状変更をしている紛争当事国だ。
我が国だって他人事ではない。
プーチンは北方4島返還問題で平和条約を持ち出したし、経済支援を要求し、ボンボン政治家の安倍さんは騙されて協力するが、ロシアは国土の分割を憲法で禁止した。4島返還などできないのだ。
中国の尖閣諸島問題も対話をするが中国の改善が見られない。むしろ領海侵犯を強化している。中国艦船は装備を強化しけん制、日本側が挑発に乗ることを期待している感じだ。
ロシアと中国が共同して日本けん制の軍事行動を始めた。
専制独裁政権であるロシア、中国との外交は、成果が表れないことに問題があるのだ。プーチン大統領、習主席の長期政権をロシア、中国の国民が阻止することが一番の対策かもしれない。
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