気象庁の記者会見から 日向灘地震の単独地震では震源域外だったが 4連動の巨大地震になると震源域が拡大し、域内 に入った経緯がある |
1月22日深夜に発生した日向灘地震、M6.6、深さ40~45kmは将来発生するだろう南海トラフ巨大地震への影響は小さいと気象庁が発表した。地震の規模も6.8になると臨時評価検討会を開き検証することになっていたが今回は6.6だった。
更に震源の深さも40~45km、プレート境界ではなく、プレート内での発生でメカニズムが違うというのだ。
南海トラフ巨大地震は東海、東南海、南海、日向灘の4つ地震が連動すればM9クラスの巨大地震になる。いろんな検証の結果同時発生の可能性もあり、震源域が広がってきた。
日向灘地震単独での震源域には今回は入っていないが、4連動の震源域には入っているのだ。
地震の規模だって当初は6.4と発表されていたが、見直され6.6になった。今後6.8になるかもしれない可能性はあるのだ。
最近周辺での地震が発生しているし、気を付けなければならないのはスロースリップが南海トラフの日向灘周辺で多発していることだ。スロースリップは巨大地震発生のきっかけになる震源なのだ。
南海トラフ巨大地震の東海地震はすでに予測を上回って静かだ。南海地震がきっかけになるという研究もあるし、もっと先200年後と言う説もある。
それより前に首都直下地震も心配されている。油断している頃にやってくるのだろう。
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2022.1.24掲載
M6.6とM6.8の違いで南海トラフ巨大地震の臨時情報出ず yamotojapan.blogspot.com/2022/01/m66m.html
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